テーブルを作成するコードまで、一気に説明しようと思いましたが、とても長くなるので数回に分けることにしました。
今回は、今後いろいろな箇所で使用することとなる定数や、グローバル変数の定義を行います。
onlinehelp_consts.php の作成
プラグインで使用する定数やグローバル変数を定義するため、専用のPHPファイルを作成します。
onlinehelp_consts.php
という名前で、プラグインのフォルダー(fow-online-help)に作成します。
onlinehelp_consts.phpの内容は、次のようになります。
<?php
/**
* 定数・グローバル変数の定義
*/
/**
* DB関連
*/
// バージョン
global $fow_online_help_db_version;
$fow_online_help_db_version = '1.0';
// テーブル名
const FOW_OH_TABLES = array(
'helpbody' => 'fow_oh_helpbody',
'product' => 'fow_oh_product',
'category' => 'fow_oh_category',
);
/**
* オプション関連
*/
const FOW_OH_OPTION_DB_VERSION = 'fow_oh_db_version';
(12-13行目)
グローバル変数を定義し、バージョン番号を入れます。
このバージョン番号はプラグインのバージョンではなくて、データベース(テーブル)のバージョンです。将来、プラグインをアップグレードしたとき、テーブル構造が変更になったかどうかをチェックするために使用します。プラグインのバージョンが上がっても、テーブル構造が変わっていなければ、$fow_online_help_db_versionのバージョン番号を変えてはいけません。
(16-20行目)
テーブル名の入力ミスを防止するため、配列として定義しておきます。
(25行目)
グローバル変数$fow_online_help_db_version
のバージョン番号は、WordPressのオプションとして保存します。オプションにはそれぞれ名前を付ける必要があります。この行では、オプションの名前を定数に定義してします。
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